水晶・石英(せきえい、クォーツ、quartz)は二酸化ケイ素 (SiO2) が結晶してでできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。結晶度が高い(大きな結晶であること)石英は水晶(すいしょう、クリスタル crystal)と呼ばれ、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。1気圧、摂氏573度で低温型石英から高温型石英に転移する。高温型石英は六角柱面を持たない。
主要な造岩鉱物であり、花崗岩などの火成岩に多く含まれる。
石英を成分とする砂は珪砂(けいしゃ・けいさ)と呼ばれ、石英を主体とした珪化物からなる鉱石は珪石(けいせき)と呼ばれる。
石言葉は完璧・冷静沈着・神秘的。
石英は地殻を構成する非常に一般的な鉱物で、火成岩・変成岩・堆積岩のいずれにもしばしば含まれる。 水晶としては、花崗岩ペグマタイト・熱水鉱床などで産出する。
砂は岩石が風化することにより生じるが、石英は風化に強く、砂は石英主体となる事が多い。一般的に、砂漠・砂丘の砂は石英が主成分となる。
石英の非常に細かい結晶が緻密に固まっているものを玉髄という。不純物によっていろいろな色となり、紅玉髄、緑玉髄、瑪瑙、碧玉などと呼んで飾り石とする。
水晶に不純物が混じり色のついたものを色つき水晶という。インクルージョン(内包物または包有物)を含んだり、結晶の形が変わって見えるものを変わり水晶という。色つき水晶は準貴石として扱われる。変わり水晶はコレクターに人気がある。
日本では、山梨県での産出が有名である。また、山梨県甲府市には、水晶を始めとした宝石を展示している、日本では唯一の宝石博物館がある。ここでは国内最大級の白水晶を始めとした各種宝石を見ることができるほか、水晶の即売も行なわれている(但し、国産は稀)。